答えを僕らは持ってない
メディアを運営していると、ユーザーが求めているものとか、クライアントが求めているものを過去の経験や、実績から想定してサービスを考える事が多いと思います。
実際私は、この思考で意思決定をしがちです。。
しかし、これを改めないとと再認識した事をブログに書きます。
想定より評価が悪くないとか良くないとか
先日、クライアント先に伺った際に、想定以上の評価をもらいその場で舞い上がって帰り、家について冷静に考えて喜んでいる場合ではないなと思いました。
わかっているつもりでしたが、前提条件が常に変動する昨今では、実績から仮設を組み立ててサービスを作っても、実施後の評価が良くないとか、過去に実績が悪かったものが今は実績があがるとかが当たり前に起きます。
ここから考えると、仮設を組み立てる場合は、ユーザー・クライアントに「今」を聞いて「未来」の仮設を立てないといけないと思います。
「過去」から「今」の仮説を立てているとすぐに置いて行かれてしまう。
これはすごく大変。
成功体験が、今の勝ち方ではないことがあって、失敗体験が今では勝ち方になっていることがある。
だから、答えを僕らはもっていないと思わないといけない。
常に「今」を知る努力をしないといけないと思ったわけです。
何が起きていますか?何が変わっていますか?と聞き続けないと常に変化するニーズについていけなくなって、メディアが誰の役にも立たないもの、他と違いの無いものになってしまう。
せっかく、手塩にかけて運営をしているメディアだからこの認識を持って運営をしていこうと思った最近です。
でも、メディアを運営していて高い評価をいただくことはとにかくうれしい。
純粋にもっといいサービスにしようと思います。頑張ります。